『バジル<トゥラシー>』


神は人間を守り、どのような時でも健康を保てるように様々な草木、植物を創造されました。何百万とある植物に無益なものはひとつもありません。無駄に生まれる人間はいるかもしれませんが、無駄に創られた植物はないのです。全ての植物は、人の人生を補う美徳をひとつないし複数秘めています。植物の中には薬草として有益な草花や木が数多くありますが、その中でもバジルは特に重要です。バジルが家にあれば、医者が一緒に住んでいるのと同じです。インドだけではなく他の多くの国でこの植物の偉大さ、薬草としての価値が認められています。この植物はイエス・キリストの墓から生えてきたという説さえあるので、ヨーロッパの人々は特にこれを聖なる植物として崇めています。バジルは宗教に関係なく、世界中で尊重されている植物です。

こういった理由から、バジルはVAASTUでも重要な役割を担っています。バジルの葉を2枚、毎日良く噛んで飲み込めば、胃腸の病気は一切なくなり、口内の問題も解消し、血液が浄化されます。この植物の側には蚊も近づきません。また、バジルを植えた庭にはヘビがいません。雷はバジルには落ちないとさえ言います。インドの寺院では聖水にバジルの葉を浮かべて信徒に与えます。また、バジルの芽を結んで花輪にしたものを首に掛け、熱病対策にする人々もいます。耳の病気、咳で吐くような場合、また心臓病にも有効だと言われています。腹痛や喉の痛みも、この葉のジュースを飲めば解消されます。血液もきれいになります。

バジルには色々な種類があります。カルプラ・バジル、赤バジル、ビシュヌ・バジル、ジャングル・バジル、スモール・バジル、シバ・バジル、ビッグ・バジル、黒バジル、等々です。この植物を育てる専用の植木鉢は、バジルポットと呼ばれています。この鉢植えはVaastu Shaastraに則って育てなければいけません。

玄関が東、西、北か南にある場合、このバジルポットは東か南東に置かなければなりません。南南東でも良いですその場合は、家の中心点よりも低い位置になければなりません。北北西にこのバジルポットを置いても良いですが、やはり家の中心点よりも低くなるようにします。そしてこのポットに必ずバジルを植えて育てなければなりません。

バジルはまた南南西に、あるいは西南西から北西にかけて植えても構いません。地面に植えるだけでなく、これをポットに植えてこれを南側、あるいは西側の塀の上に置いてもよいでしょう。しかし、東と北の塀の上に乗せては行けません。このバジルポットを東に置きたい場合には、塀の東北東部の上か、塀の北北西部の上に乗せても良いでしょう。但し敷地内に置く場合は、東北東、又は北北東に置いてはいけません。

バジルは眺めるだけでなく、毎日トイレに行った直後に、空腹でバジルの葉を必ず2枚食べる習慣をつけましょう。健康の為の良薬です。このように、全ての家でバジルを植えておく必要があります。