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『私の言葉』
地球は驚異の泉です。この地球の胎内から長い年月にわたって、数多くの才能が生まれました。そして自然は私達に到達できない境界を設け、知性による理解を拒んでいます。生命はこの広大で肥沃な土地に常に脅威と驚きを感じてきました。この様な驚くべき循環の輪は無数にあります。
軽く触っただけで血が吹き出すほど鋭い剃刀の刃も、その上をゆっくり這うカタツムリを傷つけることはできません。
どんな頑丈な岩石でも溶かす火山の火口を、極小生物ポンピが悠然と渡り過ぎます。
そして己の拳大の心臓さえも守りきれない人類が、土の中のミミズを潰していきます。
暗闇の中で光を発する虫達が、今日の科学者に挑戦状を突きつけています。
人が引きぬくことのできない雑草を、ツバメ達が自分の巣造りに利用しています。
蜘蛛の巣に捕えられた羽虫を食べる為に、その網の上を走るすばやい身のこなしを、誰が蜘蛛に教えたのでしょうか?
植物を食し、それを身にまとう石器時代の人間に、いったい誰が空間を光のスピードでつきぬけることを教えたのでしょうか?
空、土、水、火,空気 ー これらは5つの要素です。その一瞬の瞬きで、小石だらけの砂漠も肥沃な土地に変わり、怒りで見つめられれば世界は灰になります。これらをバランス良く利用すれば、掘立て小屋でさえ華々しい冒険の成果と化し、これらを無視すれば、皇帝の宮殿でさえも朽ち果てるのです。地域や言語、人種的に差別されることはありません。
古代の賢人達は、霊的な力の援助を受けながら、これらの力を定義しました。
これが背景となり、VAASTU
SHASTRA
聖典の極意が前面に持ちだされたのです。
この智慧を別の形で表現したものにジャヤ・プルッチチャ、ブルグサムミタ、サマランガナ・スートラダーラ等があります。この栄光ある歴史の中で、VAASTU
SHASTRA
の極意が王宮や寺院のパゴダ、ピラミッドなどの建築物に息づき、現代に至っているのです。
私はこの類い稀なる秘密の力をもって磁石の様に人々を導くことを目的として、皆さんのためにこの『VAASTU
に秘められた力』という本を書き記しました。
自然界の力が編出す巣にねざしながら、現代の機械的な世界に生きる全ての家族が、平和に栄えることを私は望みます。
これら全ての為に、私は心の底から、サイが慈愛のうちに、あなた方の家族に祝福と保護の手を差し伸べてくれることを望みます。
貴方のスワミ・カレスワール
ディバイン・マスター
ペヌコンダ、A.P.インド
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