人生の真なる目的への道程 大いなる救いの道

古代インド秘奥義の実際
「ある偉大な聖者からの、そして神からの贈り物」
                                 マザーディヴァイン・サークルJAPAN 
                                          教学担当 丑丸 靖史著


                人間の成長とは − 「自分とは何者なのか」という問いかけ


人間的成長、という言葉があります。人間的成長とは何でしょうか?また、巷には多くの自己啓発セミナーなどあります。人間には明らかに成長したいという欲求、より良いものへとなろうとする欲求があるようです。

では、成長してどうなるのでしょうか。生きているうちに何かを学び、そしてどうなっていくのでしょうか。例えばお坊さんがいて座禅をしています。何の為に座っているのですかと、聞けば「修行の為です」と答えます。何の為に修行をするのですか、と聞けば「悟りに近づく為です」と答えます。悟るとどうなるのですか、と聞けば「それを知るために座っているのです」と答えます。・・・・
 
悟りと何でしょうか。「悟る」とは「何かを知る」という言葉ですが、一体何を知るのでしょうか。「自分とは何者なのか」という問いがあります。普通それを聞かれれば「私は何々という名前で、年は何歳で、どこどこに住み、何の仕事をし・・・・・・」という事柄を答えることになるのでしょうか。よく人は「自分のことは自分が一番知っている。」と言います。でも果たして本当にそうなのでしょうか。私たちは自分の事を本当に知っているのでしょうか?

過去からの賢人、聖者、悟りを得た人々は言います。「己を知らなければならない」「汝自身を知れ」と。その問いはどのような意味なのでしょうか。そして答えは何なのでしょうか。

そのような問いかけについて悟りを得た人自身は何と答えているのでしょうか。「自分の中に宇宙があるのを知った。」「全ては自分自身だった。」「神は自らの中にいるのを見た。」過去の偉大な聖者や悟った人は自らの中に「宇宙」や「全て」や「神」を見出したのです。そして、それらは同じものだと言います。そして、それが人間にとっての本当のゴールだと言います。そのような事柄を悟ったのです。自分が全てと同じとはどんな感じなのでしょう?それらはどんな体験なのでしょう。

そして彼らは言います。「人間は誰しもが、そのゴールに向かわなければいけない。それは人間の務めなのだ。人は誰もが、そこに向け成長しなければならない。」と。

人間は成長しなければいけないし、人間はそのような欲求を持っているのです。良く聞くような話で年をとってから何かを学んでいる人がいるとします。その時、周りの人は、「今から勉強して何になるの?」と冷やかします。「死んだらそれで終わりでしょ?」と。本当に死んだらおしまいなのでしょうか?人は死んでも魂は不滅です。その人が生きているうちに学び、蓄えたものは次の人生に持っていくと聖者達は言います。そしてその道のりの最後は大いなるゴールが待っていると言います。それはどんなゴールで、どんな体験なのでしょうか、そんな悟りなのでしょうか。「自分とは何者なのか」その答えはなんでしょうか。



                        秘密の知識、五大とは、エネルギーとは


秘密の知識とは何でしょうか。過去の聖者や悟った人々は、どうやったら人間の成長を速められるか、どうやったら人は悟りに達することができるかを調べることに専念しました。 

特にインドという国は、世界的に見ても少し変わった国で、歴史的にも多くの聖者、悟達者を輩出しました。日本人にとっては、お釈迦様の生まれた国、天竺として昔より尊崇の念を持ってとらえられて来ました。彼らはその天啓により得た知識を貝葉(ばいよう)と呼ばれるヤシの葉に文字として刻み込み、それを重ねて経典としました。パームリーフブック(貝葉経典、ヤシの葉の経典)と呼ばれるものです。

これは、長い年月に耐えうる素材として尊ばれ、現に千年、二千年、それ以上昔のパームリーフブックも現存します。(法隆寺にも千五百年に耐えたパームリーフブックの仏典があります。)彼らは、それに秘密の知識を刻み込み、それは千年、二千年、それ以上の年月を経て、密やかに、今に伝えられました。その秘密の知識とは一体どのようなものなのでしょうか。

人間の成長とは何でしょう。そしてどのようにもたらされるでしょうか。聖者達はそこにふつうの人には見えない何かを見ました。チャクラ、オーラー、エネルギー。インドでは特にそれらエネルギーの研究が深く行われ、悟った人とふつうの人はどう違うのか、どうしたらそうなれるのかが、思索されました。そして、彼らはエネルギーの秘密を見出していったのです。

この世界は神秘に満ちています。誰もが見る朝日には、隠された浄化の秘密があり、空にかがやく星には、人の人生に与える不思議な影響が秘められています。ある石には人を癒す力があり、またある植物の花には心の傷を洗い流す力があると、一体誰が気づいたのでしょうか。

そして特に、この世界、人間に大きな影響を与えている5つのエネルギーに聖者達は注目しました。地、火、空、水、風の5つです。これは五大と呼ばれ、この世界も人間もその5つのエネルギーで構成されているのです。仏教はインド伝来なので、やはり五大に対する大きな信仰と教えを有しています。それらは直接、土、炎、空、水、空気と関係を持つだけでなく、地―安定性を表すエネルギー、火―熱性や反応を表すエネルギー、空―空虚さ、空間性を表すエネルギー、水―流動性、冷性を表すエネルギー、風―軽快さ、運ぶ働きを表すエネルギー、などを表し、それらは自然のエネルギー、物事のエネルギー、人体や感情のエネルギーなど、この世界にあるすべての物、現象を表現しています。すべてはその5つのエネルギーを組み合わせとして表されるのです。

インドの聖者たちは、それら人間を構成する5つのエネルギーを浄化することが、そしてそれらのエネルギーを高めることが、人間の成長―霊的成長と大きく関わっていることを発見したのです。インドでは、この五大に対する行が非常に重視され、それらは人体のチャクラやクンダリーニーと呼ばれるエネルギーにも大きく関係します。

そこまでは一般にある知識ですが、ではどうやってそれら五大を浄化するのでしょうか。そこには、古代から伝えられ、パームリーフブックに記された秘密の知識があるのです。どのようなタイミング、例えば新月や満月などいついつに行を開始し、一日のうち何時にそれを行い、何日間それを行うか。また、どのような道具、材料などを行に用いるか。

そして、内なる自己、自分の本質、神とつながるための秘密の言葉マントラ、秘密の図形ヤントラなど。そして、世界や宇宙、人体などエネルギーの仕組み、関係についての知らざる知識など。

それらは、人々の目につくことなく、長い年月パームリーフブック、インドの経典に秘されてきたものなのです。それら大いなる力をもった知識によって、我々は大いなる成長をとげ、人間としてのゴールに達することができるのです。


                      偉大な師、スピリチュアルマスターの導き、神の恩寵


そして、それら偉大な知識、悟りへの方法を記した経典と同等に、いや、それにも増して大切なものがあります。それは弟子一人一人の霊的資質を見抜く力をもち、霊的なインスピレーションや直感で神の意志を理解し、深遠なる知識に精通した偉大な師、スピリチュアルマスターの存在です。それは大いなる旅への道先案内人であり、大海を航海する船の船長であり、時に親のように、また最も親しい友人のように、弟子を、人々を導く、そのような師です。

それら偉大なる悟りへと導く「秘密の知識」と「師スピリチュアルマスター」とは車の車輪であり、それなくしては、前に進むことはできません。

インドでは古来より、その霊的な師を重要なものと考え、またその師の属する霊的な系統を大切にします。そこには、師から弟子へ、その弟子が師となり、また次の弟子へ・・・・というようなエネルギーの流れ、連なりがあるのです。それを非常に重要なものと考えます。ですから師匠さがしは修行の第一歩であり、偉大なる師にさえ巡り会えば自分の修行は半ば成功したも同然とされます。
ですからインドでは聖者や霊的な師を本当に大切に考えるのです。

それはふつう「縁」と簡単に説明されてしまうのですが、偉大なる師と巡り会えることは、そのようなチャンスを得ることは、単なる偶然でもなく、過去生からの自分の魂の遍歴によって決まる霊的な導きなのです。
「世の中に偶然などない」、本当にそうなのです。


                          ある偉大なる若き聖者からのメッセージ


この時代において、奇跡の力を現し、大いなる古代からの秘密の知識を伝える若きインドの聖者がいます。世界に救いと霊的成長をもたらすべく、人々に癒しをもたらし、秘されてきた教えを世に出し、多くの弟子たちを高い境地に引き上げ悟りへと導く、そのような方、スリ・カレスワール・スワミです。かの聖者は自らも高き悟りに達しており、その力を現すものとして数々の奇跡があり、例えばその代表的なものとして「クリエーション(創造)」という、何もない所から物質を作り出す奇跡があります。これは神、創造主の創造の秘密を体現するものです。(かの聖者スリ・カレスワール・スワミ自身は「奇跡は大人が子供の目を引くチョコレートのようなもので、神からのちょっとした贈り物に過ぎない。あまりそれに捕らわれてはいけない。」と述べますが・・)

そして、日夜弟子を育てるべく、自らもさらに高め、その教えを体現している方です。インドにおいては何万という人々に慕われ、外国人にも多く弟子を育て、自らに並ぶ聖者とも言うべき人材を育てているのです。

そしてその教えと恩寵を世界に広めるべく、日本においても多くの弟子達を育てようとしています。それは霊性修行の歴史においても非常にまれなことであり、「それは私たちにとっても、スピリチュアルティーにとっても、大きなチャレンジであると」と自身も述べられています。

我々にとっては、この日本において、かの聖者の教えと卓越したエネルギーによる恩寵を得られる偉大なチャンスを得た訳です。この人生における出会いは、この人生ならず、魂においても大きな導きとなり、未来にある人生、来世にも大きな指針となるのです。

                       
                       スワミ・カレスワールからのメッセージ


「この人生において一番大切なこと、それは自分自身を先ず助けることであり、それは「自分とは何者であるか」を知ることです。「自分とは何なのか」それを自身が知ることです。他人からそれについて何かを聞いたり、本を読んだとしても、それを知ったことにはなりません。例えば、マンゴーの美味しさを誰かに詳しく説明してもらったとして、そのマンゴーの美味しさを知ったことになるでしょうか?そのおいしさを知るためには、自らがそれを味わうことが必要なのです。そして過去の悟りを得た聖者たちは「マンゴーはおいしい。」と方っているのです。

しかし、この時代は人間が神から遠ざかってしまった時代です。人々は神を忘れ、科学が全てだと思っていますが、そうではありません。神は本当は聖地やお寺に行かなくても、自らの中にいるのです。自分こそが神のいる寺院なのです。神を自らの中に捜さなければなりません。この時代は、人々が疑い深くなり、エゴも強くなってしまい、自分で自分を傷つけているような時代です。本当に暗闇のような時代ですが、だからこそ、神に近づけるチャンスなのです。闇が深ければ深い程、光は輝きを増して見えるのです。から、そして2000年からエネルギーも変わり、また、世界も変わり、良い時代となっていくのです。

確かに霊性修行は簡単なことではありません。そこには、信じることや辛抱することも必要なのです。自分が種をもらって土に埋めて水をあげても、「まだ芽が出ない」といって種をほじくり返して、それを繰り返していれば種は枯れて死んでしまいます。鳥の卵はヒナがかえるその瞬間まで、ヒナが育っていることは分かりません。途中で卵を割って調べれば卵は死んでしまいます。親鳥が卵をあたためて決まった日数がたてばヒナはかえるのです。大丈夫、ヒナはちゃんと育つのです。

神は全能であり、私たちをいつも見ていてくれます。宗教は違っても神は一つです。ろうそくが違ってもそこに燈る火は同じであるように神のエネルギーも同じなのです。違いはありません。

あなたが、まずは自らを助け、修行の成功を得た後、人々を助け、いつか世を救う光となることを望みます。」         


 スワミ・カレスワール